天衣 甜茶の思考垂れ流し

普段仕事とか趣味とかで考えていることを書きます

みなさ〜ん、毎日の振り返り書いてますか〜?

みなさ〜ん、毎日の振り返り書いてますか〜?

・・・さて、どれほどの人がYesと答えられるでしょうか。

(Yes と答えられる人は、毎日の振り返りが向いていると思うので、あまりこの記事を読む意味はないかもしれません)

毎日振り返りを書くというのは、非常に面倒で意味を見出しづらいです。 自分も毎日GKPT書くとか、そんなのはできないです。

そんなわけで、

  • どのような意味を見出すか
  • 自分の振り返りの構築

をお届けできたらと思います。

実際に自分はこの方法で、仕事や趣味の改善サイクルを作り出し、自身のキャリアの洗い出し・まとめもしています。

振り返りで何をしたいのか?

意味を見出せなければ持続なんてしません。まずは意味からです。

自分は 「自己成長のためのサイクル作り」 と考えています。 (造語です)

日々を見つめ直して、良い点・改善点を洗い出し、策を打つこと。 これが大事なポイントです。

このサイクルを毎日行う必要性はないのですが、しかし成長のための重要度が高く、「最初の一歩」として日次振り返りを書けと言われるように思います。

そのサイクル作りは、日次振り返りじゃなくてもいいだろ。

・・・では、「自己成長のためのサイクル作り」のためには何が必要か? 自分はこう考えます。

  • 日々を見つめ直すための「時間」の確保
  • 日々を見つめ直すための「材料」の確保

なんと、日次振り返りでGKPTとかをすると、時間も材料も確保できてしまうんですね。そりゃ「やれ」と言われるわけだ。

しかしながら、本質的に重要なのは見つめ直す「時間」の確保と「材料」の確保です。 これらが出来てしまえば、日次振り返りなんていらないかもしれません。 逆に、有効に働くのであれば、有効な働かせ方があるのであれば、日次振り返りを書く意味も生まれてきます。

自分の振り返りの構築

「自己成長のためのサイクル作り」が必要で、 日々を見つめ直すための「時間」「材料」の確保が必要、と言いました。

これが実現できればどのような構築でもいいのですが、自分が実際に行なっている方法を紹介しようと思います。

いきなりこの方法を試すよりも、 まずは導入してみて、自分に合ってる方法を模索していくのがいいと思います。 自分に合ってる方法は自分にしかわかりませんし、紹介する方法が合う保証もないです。ただの1つの構築法に過ぎません。

見つめ直すための「時間」の確保

自分は 頭がリラックスしている時 に「日々を見つめ直す時間」として、思考整理 を行なっています。リラックスしているとひらめきやすいからです。

具体的には、こんな時です。

  • 外歩いている時
  • シャワーを浴びている時

外を歩いている時に脳内で思考整理を行っていき、改善策やアイデアをひらめいたら、忘れないうちに プライベート用Notionの「書き溜め欄」 に書きます。 (ちなみに、雑に書ける欄を用意するのは大事で、まずは「忘れないこと」を主眼に置くべきです)

見つめ直すための「材料」の確保

難しいのは、上記で思考整理をするための「材料」の確保です。

まずは仕事の改善について考えます。

日々の仕事、コードのことでもいいですし、人間関係のことでもいいです。 日々の仕事を完璧に覚えることはできません。 次第に忘れていきます。

そのため、日々の仕事はログを取って思い出せるようにする必要があります。 ここで登場するのが「日次振り返り」です。

自分の場合、日次振り返りはGKPTなどの感想抜きに以下の2事項のみを書きます。

  • 今日起きたこと
    • ○○案件で○○の作業をした
    • ○○の会議
  • 今日思ったこと
    • 特に重要性が高い思いつきとか、思想とか

なぜこの2事項かというと、 特に重要な事項でかつ、当日書かないと揮発して忘れてしまうからです。 また、これ以外の事項を書くのは非常に面倒になります。

自分の場合は、今日やったことは15分刻みでざっくりメモっていて、今日思ったことは会社の分報チャンネル的なのに書いてます。 これをまとめればOK。 「今日やったこと」も思い出すのが難しいのであれば、やったことを随時メモればOK。困難は分割しましょう。

週次振り返りの導入

突然ですが、趣味の上達について考えてみます。 好きでうまくなりたい趣味とか、生活の改善とかいろいろあります。

趣味は案外覚えていることが多いと思います。好きなことなので。 このような趣味は、(「時間」の確保の項目で触れました)リラックスしている時などに急にアイデアを思いつくことがあると思います。 ゲームの攻略法思いつくようなもんです。

ここから考えるに、「なんとなく覚えていること」であればリラックスしている時に思考整理が行われ、改善されそうです。 これを仕事にも適用できると嬉しい。 ともすれば、さきほどの「材料」、 日次振り返りの内容をなんとなく覚えておく必要があります。

そこで 週次振り返り を導入しています。

週次振り返りでやることは、1週間分の日次振り返りをまとめるだけです。 マージして終わり。

これでいいんです。 これによって「2回目を通す」ことが実現できるので、覚えておきやすくなります。 さらに「今後見るべきものが1/5に減少する」効果もあります。 だいたい月に20営業日もあるんだから、20個もメモは見返さない。1ページにまとめてしまいましょう。

これと同様に月次振り返りも導入していて、さらに見るべきものが圧縮されます。 月次振り返りも基本はマージするだけで、月次にするにあたりやや不要な情報は落とすことはあります。

ここまでやれば今までの経歴に目を通すのも楽になります。

実際の課題の解決

ここまでやると日々の仕事の課題点が見えてきます。

課題点は日次振り返りで解決しなくてよいです。 課題点に対してその場で解決策を考えると、場当たり的になることが多いです。 これが、日次振り返りにGKPTを導入しない理由にもなります。

課題点については、 「この課題点がある」という事実だけを覚えておきましょう。

そうすると、確保した「時間」によって思考整理がなされ、ひらめくかもしれません。 リラックスしている時のほうがよい解決策が生まれやすいです。

最後に

自分はこの方法を仕事と趣味に適用して「自己成長サイクル」を作っています。 趣味に真剣、なので。

かつ、仕事面でも経歴の洗い出しに実際に役立ちました。 「やったこと」と「考えたこと」をまとめて書くので、それを良い感じに変換すればほぼそのまま経歴になります。

しかし重要なのは、日々を見つめ直し、良い点・改善点を洗い出し、策を打つことです。

自分の構築法については、参考になる人が参考にすれば良いかなと思います。

これが参考になり、人生のためになったら幸いです。